まずは実績から学ぶ
下のグラフは2022年8月の月額定期課金にて支払われたスポンサー募集の金額ごとの分布です。
月額500円以下が35%で最も多く、次に千円台が33%、2千円から6千円以下で27%、1万円以上は6%です。
低額ほど申し込まれやすい 月額2千円台が平均値
このように金額が低いほどスポンサー件数が多い傾向があります。
ただ、千円以上3千円以下で見れば51%、さらに6千円以下まで広げると60%になり、この範囲の件数が最も多くなります。
平均値は月額2千円前後ですので、この範囲に当たります。
個人スポンサーがほとんど
スポンサーになっていただいている方の属性はほとんど個人の方になります。
このデータ上では、最高金額は月額2万円台ですが、スポンサーの新規申込・解約によって変動しています。しかし、概ね月額数万円以下の範囲に収まります。
個人の方が毎月お支払可能な範囲で金額が分布されていると言えます。
スポンサー募集の金額設定でおさえたい3つの視点
グラフで分かることを踏まえつつ、3つの視点にまとめます。
スポンサー募集の金額の設定には「特典と金額のバランス」「信用・共感を得られる金額」「わかりやすさ」の3つの視点が必要になります。
それぞれ下記で解説します。
視点1 : 特典と金額のバランス
クラウドファンディング全般では、高額になるほど特典の内容がより価値が高くなる傾向があります。 逆に低額のものは、特典が少ない傾向があります。
資金調達を目的としているため、高額のみを作成して募集し始めるケースが見受けられますが、金額と特典のバランスが取れていないものはほぼ間違いなく申込がない現状があります。
高額のスポンサー募集を作成する際は、自分はどこまでの価値をスポンサーに提供できるかをよく考えて特典を決めましょう。
低額の場合はあまり特典提供に負担をかけずに運用したいものです。
P1stでは、プレイヤーがあらかじめ得点を用意しなくても募集できるように基本特典を用意しています。
基本特典
- スポンサー限定の投稿が読めます
- メッセージ交換
- スポンサー一覧への掲載紹介(非表示も可能)
低額のスポンサー募集はこの基本特典のみというケースが多いです。金額で言えば500円から1000円が多い傾向があります。
ですので、最も手軽に募集を開始できるのは、 月額500円から1000円の基本特典のみのスポンサー募集 です。
特典内容と金額のバランスを意識して設定しましょう。
視点2 : 信用・共感を得られる金額
個人スポンサーが多いことを紹介しましたが、ファンの方が信用・共感して申し込めるようになっていることが重要です。
ファンの方の視点で以下の点を考えてみましょう。
- 個人の方が支払い可能な金額の範囲であるか
- 応援したい気持ちが十分にあるか
- 特典内容に納得しているか
高額なのに特典が少ないもしくは魅力を感じない内容では、すでにファンになっている方であっても申し込みは難しいでしょう。
ファンが支払いやすい金額で数多く集めるほうが、結果としてトータル金額が大きくなる傾向もあります。
高額を狙うだけでなく、500円、数千円台も作成して、3から4つのスポンサー募集でバランス良く募集することを推奨しています。
視点3 : わかりやすさ
P1stのスポンサー募集はいくつでも作成可能です。
だからと言って、たくさんのスポンサー募集を作成しては逆効果になります。
例えば、1000円から千円刻みで6つほどのスポンサー募集をした場合、ファンはどれを申し込めばよいか迷ってしまいます。 また、同じ金額で複数作成するのも同様に迷いを生じさせます。
せっかく熱量の高いファンが申し込みに来たのに、迷わせてしまっては本末転倒になります。
スポンサー募集の数は3から4つ程度に収めるほうがわかりやすさが出ます。
P1stは、 月額500円、千円代、5千円代、1万円のスポンサー募集を作成することを推奨しています。
これはワンクリックで作成できるスポンサー募集のテンプレートにもなっています。迷ったらワンクリックで作成できるスポンサー募集を活用してみてください。
ワンクリックで作成できるスポンサー募集については以下の記事をご覧ください。
「ワンクリックでできて効果が高い↗️月額スポンサー募集を作ってみましょう」 https://blog.p1st.app/2018/09/27/500sponsor/
まとめ
- スポンサー募集の金額はいきなり高額は狙わない
- 作成するスポンサーの数は3から4つにおさめる
- 月額500円、千円代、5千円代、1万円の金額で募集してみる
- 迷ったらワンクリックで作成できるスポンサー募集を活用
上記のまとめを活用して、ファンが申込みやすいスポンサー募集を作成してみましょう!